大好き。

なんだこいつ、私に対する態度

と全然違うしや!この八方美人め(笑)

と、心の中で思っていた。

「しばらくみないうちにでっかくなったなぁ･･･

　ついこの前まであたしよりちっちゃかった

　のに･･･」

と、お母さんが言った。

「いやいやいや!」

と、笑いながら言う慶太。

「『しばらくみないうちに』って･･･

　先月遊びに来てたっけじゃん。」

「あ、そうだったの!?」

「そっかぁー、お母さん寝てたっけもんねぇ

　あ、でも二人でじゃないよ??」

「へぇー、また遊びに来いよｯ!

　んじゃ、部活頑張れ!!」

「あ・・・はい」

と、再び慶太の肩を叩いて

私たちの元を退散するお母さん。