天を仰ぎ

揺れ動く鼓動




カランカラン

バーがゆっくりとオレンジ色に塗られたアスファルトへと落ちる


「足が下がっている。足を意識してもう一本。」


「はい!」


大会も近づき選手の皆が猛練習に励む


ストレッチを入念にしている綾は厳しい練習の中でも笑顔だった

にやけてるのが正解かもしれない


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