天を仰ぎ

秘めた想い



「おはよっ!美優!」


「おはよう。…大丈夫?」


ミユと綾は同室だった


心配そうにミユは綾を見る

「大丈夫大丈夫!」

「…そう。」

心配そうに笑顔を綾に向ける

「それより、美優こそ、昨日あたしより部屋に戻って来るの遅かったけど…?」

「うん。ちょっとね。」


「それに美優こそ大丈夫なの?!顔色悪いよ!」

「そんな事ないよ!」

満面の笑みの割りには青白い顔をしていた



< 128 / 259 >

この作品をシェア

pagetop