天を仰ぎ


「ヒューが…。」


「はい。」

心配そうにミユの次の言葉を待つ


「ヒューが馬鹿だから泣いてるのよ!!」



「…は?!」


「なんで、私なんか…助けるのよ。」


ふっとヒューは微笑む


「ミユ様。私はミユ様だから御守りしたのですよ。」


分かってる
[お付き]だからなんでしょ?







「ヒューはヒュー自身をもっと大事にして。」


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