天を仰ぎ



ある一定の高さまで来るとピタッと止まる


ミユと来た時とは違い空中で厳しい目つきで首都東京を見つめる



しばらくして、その瞳に炎がつけられた様に一点で止まった





「久しぶり…シアン」

切なそうにヒューは呟くと一瞬にしてそこから姿を消した





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