天を仰ぎ


「よろしくお願いします!!」

また頭を下げるとにっこりと笑う



「可愛い~!」

女子からはそんな言葉が何度も聞こえる

「じゃあ、桜井は…青山の隣の空いてる席に。青山。」


ミユは目を見開いたまま理杏を見ていた

「美優!美優!」

前の席の綾が美優に呼びかける


「んっ?何?!」

「センセーが。」


「青山!」


「は、はい!」

ミユは慌てて立ち上がる



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