天を仰ぎ


「禁忌…。それって一体…。」


「禁忌は…言葉にすら出してはいけないものですので、残念ですがミユ様にもお伝え出来ません。」



禁忌…一体理杏は何をしてしまったんだろう






不安げにミユは天を見つめる


フワッ


ヒューがミユを優しく抱きしめる


「ミユ様にご心配お掛けして申し訳ございません。」




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