天を仰ぎ



「美優ちゃん、凄いね!」


「そんな事ないよ。理杏君。」

笑顔を理杏に向ける

「シュート決める時、まるで翔んでるみたいだった!」

目を輝かせて理杏は言う


今日の体育の授業はバスケだった


理杏は身体が弱くいつも体育は見学している



ミユは理杏の横に座ると話出す


「理杏君は小さい頃の記憶って全くないの?」


「うん。」

困った様に笑う



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