天を仰ぎ



ドンッ


ヒューと男子生徒がぶつかりミユとその男子生徒の手が離れた


「きゃっ!」

その拍子にミユは地面へと倒れ込みそうになる


それをヒューがミユの腕を抱き寄せて防いだ


「他の変な輩には貴方を触れさせないと言ったはずですよ。」


小言でミユの耳元で優しく囁いて微笑む


ヒューはミユを立たせると

「大丈夫か?!青山。」

すぐに教師の顔に戻る


「はい。大丈夫です。ありがとうございます。」

「気をつけるんだぞ。」


ミユはお辞儀をすると綾と理杏達の元へと真っ赤になり走って行く



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