天を仰ぎ



「今の…。」


パクパクと言葉にならない言葉を言っている美優を横目に



「ちゃんと口頭で約束しないと成立しないモノですから。」




「いや~。神様のお付きを外されてからは、色々と大変でしたよ。…イロイロと、ね。」



「日向先生なんか…キャラ変わり過ぎでは…?」



「あ、これが私ですが何か?!あ、ちなみに日向も単なる当て名なので、ヒューとお呼び下さい。」


「はぁ…。ヒューさん。」



「ヒューで結構です。ミユ様。」



「ヒ、ヒュー…。」

ヒューがミユのすぐ傍にといつの間にか移動していた


「わっ!!」



「はい。なんでしょう?」



「ヒューと呼んでと言われたので、呼んでみただけですけど…。」



「はぁー?!そんな為に私の名前を呼ばないで下さい。」



ええっ!?ヒューって呼べと言ったのは日向先生なのにっ!



ヒューはミユから少し離れる



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