天を仰ぎ
「話が脱線してしまいましたが…。」
ヒューはミユの左手の中にあったネックレスを手に取ると慣れた手つきでミユの首に掛けた
「ミユ様、これは何があっても外さないで下さいね。」
「凄く綺麗だけど…これって?」
「これはミユ様を守ってくれる役割を果たします。私が目の届かない所で何があるか分かりませんから。」
「守る??」
「あまり深く考えなくて結構です。神社の御守りと同じと思って下さい。」
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