天を仰ぎ
一方ミユの家では…
夕食を家族で食べていた
父親と母親とミユの三人暮らしだった
「あ、美優。今日からうちに下宿する人来るからね。」
ミユの家では、母親がアメリカへ留学していた事があり何度か交換留学生を受けていた
「へぇ~。どんな人?」
「国は…どこっていったかしら。あ、でもイケメンって言う言葉が当てはまるわね。で、凄く礼儀正しい人だったわよ~!」
「ふ~ん。そうなんだ。」
「お母さんあんな人なら結婚してもいいわ!」
「そうなのか?!」
「お父さん、冗談よ。冗談!お父さんが一番ですからね。」
そう言うと母親は父親の頬にキスをした
アメリカで知り合った二人は恥ずかしげもなくキスをしょっちゅうする
当たり前の様に
見てるこっちが恥ずかしくなってくる
「ご馳走様!」