世界中の誰よりも

一人ベッドでもだえるあたし。

そこにまた信也先輩からのメールが届く。


『久しぶりのデートだから嬉しいよ』


あたしはまたニヤける。

信也先輩もあたしに会いたいなんて思ってくれるんだ。


『あたしも嬉しいです♪♪』


あたしはまだ敬語で喋ってる。

名前も、先輩って付けちゃうし。

いつか呼び捨てで呼べるようになって、敬語もやめたいな。

もっともっとラブラブになって、ずっとずっと一緒にいるんだ。
< 20 / 264 >

この作品をシェア

pagetop