Ｌｏｖｅ ～永遠の愛～

【美雨side】


あたしが部屋に入ると、
聖はこれでもかって言うくらいに目を見開いていた。


「みっ、美…」

聖が名前を呼びそうになった。


あたしは慌てて人差し指を唇に当てた。



あたしは付き合い始めた当時……
事務所の社長に言われていた。

「バレてもいいけど、今は絶対バラすな。」

そう言われていた。