幽閉マリオネット‐愛故ニ君ヲ‐
すると主人、ファウルは少し考え込んでから、笑って言った
「もちろん。」
メディアナの表情は変わらず、無表情だったが、とても嬉しそうだった
「何して遊ぶ?」
「メディアナの好きな遊びは何?」
「本、読む。」
するとファウルは、愛しそうにメディアナを眺めた後、メディアナの頬に触れ、そっと唇を落とす
壊れないように
そっと
ファウルは愛【メ】でる
自分だけの、大切な大切なメディアナを
大切な大切な
玩具を