空の果て星の息吹
ユイと出会った頃は、不思議な雰囲気の面白い子というイメージだったけど、いまは、頼れる落ち着く感じになる。


ユイは簡易プラネタリウムを見ながら、目を輝かせていた。


『ご飯、食べる?クリスマス用ではないけど』 


ユイは、申し訳なさそうにうなずく。


冷凍食品や、インスタント製品は人間が食文化で与えた影響が一番大きいと思う

レンジで出来るハンバーグが買ってあったので、それを温めてる。


スクランブルエッグを作り添えることにした。


グラスを用意してユイの所にもっていく。


ユイはプラネタリウムに興味深々で、見ていた。


『ご飯、クリスマスらしくなくてごめん、チキンは無いから、似た感じのハンバーグで、その代わり、スクランブルエッグは通常の2倍の量だから』


二人で笑いながら、ありがとう・・・って言った。


二人で出会いの頃の話しや、ユイが記憶を失っていた時の話しをした。


料理は口にあったのか、全部食べてくれた。


もし、来てくれるとわかっていたら、もう少し上手い料理がつくれたのかと思いながら。


ユイの買ってきたケーキを冷蔵庫から出してきた。


ケーキはストロベリーケーキとチョコレートケーキだった。


いつもより、少し高いインスタントコーヒーを入れてカーテンを閉めて、部屋を暗くした。


以前、貰って使わなかった、ラベンダーの薫りがするアロマキャンドルを点けた

ほのかな明かりに照らされる、ユイは目を輝かせてい明かりをみていた。



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