空の果て星の息吹

長い休みの終わり

長い休みが終わる。


ユイの試験が終わり、僕達は、やっと休みの空気になった。


ユイやシン、涼子と休みの間、沢山話をして、出かけたりして過ごした。


試験が終わ、1週間後に試験の合格発表があり、ユイは合格していた。


テロリストとの戦いから、シャトルを護り彼女は時を止めてしまった。


でも彼女は戻ってきた。


これで、僕は、ユイと約束した夢を追い続ける事が出来る。


同じ時間をまた過ごせるのだ。


時間とは、地球に巣くう人間にかけた、神様の呪いでは無いかと、時折思う。


少年老いやすく学成りがたし――


昔の人は言いました――



僕らは時間という、呪いから逃げられないけれど、次の世代に未来へ進むチケットを渡してあげたい。


そして、そのチケットは火星再開発として着手していく――



月が綺麗な空が好き。


星が泣くように沢山散らばる宇宙が好き。


僕らは宇宙に包まれながらこの奇跡の地球を護らなければ、護って行かなければならない。


僕のまだ観ぬ、未来の子孫へ受け継がなければならないから――





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