空の果て星の息吹

宇宙装機実技試験2

試験が終わり、装機を固定するハンガーに乗り、装機起動をオフにする。


前面が上がり、人工筋肉の膨らみが納まる。


スーツを脱ぐと、どっと疲れてきた・・・


次の試験はユイであり、緊張していた。


『大丈夫だから・・心配しないで・・・自分らしく』

『そうだね・・・』


言葉少なめに話したユイを抱き締める。


ユイの身体は震えていて、優しく抱き締めた。


ユイを見送り部屋を出た。

ユイなら上手くいくはず。

そう思いながら更衣室へ向かった。


着替えてから、部屋を出てカフェテラスで皆が来るのを待っていた。


暫らくしてユイが出てきたユイは疲れ切った表情をしていた。


声をかけると、少し悲しい表情で笑いかけた。


もちろん作り笑い。


ユイがとても悲しく見えて抱き締めた・・・


ユイの試験はどうにかこなしたのだが、ユイ自信あまり納得してなかったようだ

試験は水ものだから・・・

自分だってわからない・・

ただ、試験はこれで終わっ

ユイと話しているとシンも試験を終えて来た。


シンは取り敢えず、終わった解放感があるみたいだった。
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