空の果て星の息吹
朱鷺の中で、僕らは期待に満ちていた。


重力から、解放された僕達は戸惑いながら、宇宙に浮かぶ天空の城であるエデンを見た。


『ソラ・・エデンだよ』


興奮しながら俊英が話かけて来た。


『朱鷺は、これから軌道を確保しながら、終着地のエデンに向かう・・残念だが、スペースデブリがうようよしてるから、機体は揺れるから、無駄話してると舌噛むからきをつけろ』 


高田機長が艦内放送をかける、暫らくすると、機体が揺れる。


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