空の果て星の息吹

アーマーゲドン

中央官制室は佐藤景を含め二人の銃を構えたテロリストが居た。


涼子は机の下に隠れながら震えが止まらなかった。


俊英が、マクガイア施設長に銃を向けたまま、官制室に入ってきた。


『オロチ様、監視カメラが破壊されたみたいですが、それから、彼らの動きはありません』


景が報告をし終わらない内に、火災警報が鳴り響いた

『景、火災の発生源はどこだ??』


景が慌てて端末で確認をした、オロチは事態を読んで叫んだ。


『やられたよ、火災を出してロックが解除された・・・官制室に入られないように優先してロックしろ、また火災警報を解除し、再度ロックをかけろ!同じミスをするな』 


景以外のテロリストが火災警報を解除している間に、オロチは宇宙装機に仕掛けたウィルスを遠隔操作で発動させ、起動不能にした。


他の研究者達はテロリストメンバーが環境ブロックへ集めていた。


部屋の前で各々銃を構えて出れなくしていた。


『各ブロックのセンサーを見張れ、彼らの動きを読むんだ・・』


オロチは憎らしげに言い放った。


『もたもた、するな!ロックまで時間がかかりすぎるぞ!あの時と同じでまた邪魔をするのか?ソラ、お前はいつでも立ちはだかる、だが今回は同じ訳にはいかない、月夜野ユイは今回は居ない・・』  


ロックの再開始は警報から十分くらい経った後だった。


レーザーの準備を急げ、人工衛星を破壊する準備を急げ。


『エデンより、地球へ回線を開く、我々は宣戦布告をする』
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