空の果て星の息吹
景の不意をつき、全身で跳ね上がり、プロレスのドロップキックの様な蹴りを入れた。


ヒートソードが足の一部をかすめるが、キックが当たり、景の装機は吹き飛ぶ。

激しく壁にぶつかると力を失った様に動かなくなった

ヒートソードを今度は景に使われないように装着する

幹也は気を取り戻していて壁に叩きつけられた、景の装機に近付き、外から装機の安全装置を解除した。


装機の前面が上にあがり、操縦者である気を失っている景が見えた、特に身体に影響は無いみたいだった


幹也は景の無事を確認すると僕に言った。


『ソラ、官制室へ向かい俊英を、いや、テロリストのオロチを止めてきて欲しい・・・彼を止めれるのは友人である君しかいない』


『はい・・・、まだ装機の脚は使えます、、このまま、片をつけてきます』


幹也は、返事に笑いながら答えた。


『ユイと、僕らの未来を守ってくれ、僕も景くんを装機から降ろしたら、官制室へ迎う』


僕は幹也を後にして、中央官制室へ向かった。

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