空の果て星の息吹
空の果て星の息吹
どれくらい気を失っていたのか、僕は気が付くと宇宙の海に浮かんでいた。
フラッシュバックする記憶を頼りに、思い出す。
頭に浮かんだのは、光に消えていく瞬間に見たオロチから俊英に戻ってくれた優しい笑顔だった。
『俊英・・・』
意識が互いに伝わった気がした・・・俊英はテロリストとしての自分を止めてほしかったんじゃないのだろうか?
モニター情報を確認するが今、自分がどこに居るかはわからなった・・・
飛ばされた様だった・・・
モニターにエデンが映る。エデンを守れた様だった。
最後に、俊英が言っていた、エデンが無くなっても人は生きていく・・
それは俊英が人類に託した希望なのかもしれない・・
地球と宇宙の狭間で彷徨いながら、俊英の死が今だに信じられなかった。
雑音に紛れながら、通信が入る。
『こ・・・・です・・・ソラ・・・ますか?』
声は聞き覚えのある声だった、それは話したかった声
『ユイ・・・』
装機を動かし、バーニアを噴かした。
モニターをクリアにして声の方に進む。
『ソラ・・・居ますか?こちらユイ・・・ソラ?』
涙が出てきた、誰か待っている人間が居るのは嬉しかった、回線を開き、ユイに話しかけた。
『ユイ、地上から回線を開いているんだね・・・かなりの通信金額になるよ』
二人は笑いあった。
『ソラ・・・良かった・・通信を拾い位置を確認するから、そのまま話して?』
『ユイ・・早く君に逢いたい、沢山、宇宙の話をしたい・・・』
『うん・・・だから無事に戻ってきて・・・』
『ねぇ・・ユイ、僕は今、宇宙の中に居る・・・星の中に居る・・・静かな世界の中で、まるで星が息づく感覚になるんだ・・』
『私達は今、成層圏に隔てられて通信している、世界で一番離れた、恋人同士みたいだね・・・届くのは電波だけど、、いつも、ソラは近くに居てくれた・・・今も・・この先も・・』
装機のモニターに異常表示が出る。
酸素残量が限界に来ているメッセージだった。
酸素カードリッジのバックアップ・・俊英にヒートソードで切られたのだ・・
何としても・・・戻らなきゃ・・・
フラッシュバックする記憶を頼りに、思い出す。
頭に浮かんだのは、光に消えていく瞬間に見たオロチから俊英に戻ってくれた優しい笑顔だった。
『俊英・・・』
意識が互いに伝わった気がした・・・俊英はテロリストとしての自分を止めてほしかったんじゃないのだろうか?
モニター情報を確認するが今、自分がどこに居るかはわからなった・・・
飛ばされた様だった・・・
モニターにエデンが映る。エデンを守れた様だった。
最後に、俊英が言っていた、エデンが無くなっても人は生きていく・・
それは俊英が人類に託した希望なのかもしれない・・
地球と宇宙の狭間で彷徨いながら、俊英の死が今だに信じられなかった。
雑音に紛れながら、通信が入る。
『こ・・・・です・・・ソラ・・・ますか?』
声は聞き覚えのある声だった、それは話したかった声
『ユイ・・・』
装機を動かし、バーニアを噴かした。
モニターをクリアにして声の方に進む。
『ソラ・・・居ますか?こちらユイ・・・ソラ?』
涙が出てきた、誰か待っている人間が居るのは嬉しかった、回線を開き、ユイに話しかけた。
『ユイ、地上から回線を開いているんだね・・・かなりの通信金額になるよ』
二人は笑いあった。
『ソラ・・・良かった・・通信を拾い位置を確認するから、そのまま話して?』
『ユイ・・早く君に逢いたい、沢山、宇宙の話をしたい・・・』
『うん・・・だから無事に戻ってきて・・・』
『ねぇ・・ユイ、僕は今、宇宙の中に居る・・・星の中に居る・・・静かな世界の中で、まるで星が息づく感覚になるんだ・・』
『私達は今、成層圏に隔てられて通信している、世界で一番離れた、恋人同士みたいだね・・・届くのは電波だけど、、いつも、ソラは近くに居てくれた・・・今も・・この先も・・』
装機のモニターに異常表示が出る。
酸素残量が限界に来ているメッセージだった。
酸素カードリッジのバックアップ・・俊英にヒートソードで切られたのだ・・
何としても・・・戻らなきゃ・・・