空の果て星の息吹

新しい想い

夏期休暇も終盤になり様々な課題の調整をしていた。

プログラムとかは進んだが、レポートは苦手で涼子に手伝って貰いながら何とかこなした。


スクーターに乗り、以前ユイとシャトル発射を見た高台の公園に来ていた。


シャトルの白き勇姿が高台から見える。


本来なら今回の選抜トーナメント終了後に、エデン研修の候補生が決められ、朱鷺でエデンに行けたかも知れなかったから、少し切ないやるせない気持ちになる

シャトル格納庫周辺には、武骨な迷彩色の陸上装機やら洗車があちらこちらに見えた。


平和だと思っても・・・


戦争の足音は近づいていた
< 67 / 216 >

この作品をシェア

pagetop