ユピテルの神話
「…ぇー…?」
『…あれ?俺様、すでに最強ッ!?スーパー強いッ!?ハルカ最高ッ!きゃあ~ッ♪』
「……どうしよ…。」
『…どしたのさッ?きゃあ~ッ♪じゃんかッ。』
「…えー!?だよっ…。あたし、そんな凄い物…貰っちゃったの…?そんなに強い力…」
『あぁッ、平気~。ハルカ次第だってーッ。ハルカは悪い事しないしー、俺と同じで~優しい良い子だから安心~って。その為の試練でしょッ?』
「…ど、どうしよう…」
『…んもぅ。ねぇ!聞いてるぅッ!?ユラだって、良い子だから秘密をお話ししてくれたんでしょッ?悪い子には教えないもんねッ!』
「…う、うん…」
『んもぅ。いつも通りの明るいハルカがー、みんなも好きなんだぞッ?』
「…うん…。エマは…お花の中で、まだお休み中だよね?また、いつ会えるかなぁ?もう一回、ちゃんとお礼言わなきゃ…!」
『うんッ。早く魔法使うのに慣れて~っ、世界に良い事したらいいんじゃないッ?』
「…そうだねっ!」
『おぉッ。俺、良い事言ったッ!俺もエライからお手伝いするぅーッ!そーねッ、ハルカの魔法が、いつかスゴくなったらぁ……、…ぁ。』
「……な…に?」