執事はモデル 御嬢様は吸血鬼

「ルナ...!!!」
ケイの声が響く

「ケイ?」

「ルナ...逝かないで」

「それ今さら言う?」

「遅い...?」

「あきらか遅いよ」
笑いだした

「ねぇ...ケイ
抱きしめて...?」

「...いいよ」



久しぶりにケイに
抱きしめられて

暖かいケイの体温を
おもいだした


< 82 / 91 >

この作品をシェア

pagetop