空〜先生の夢 私の夢〜




うちと高がいつも、大会前になると行っていた。




うちのお母さんの同級生の美穂さんが
作ったお店で、地元では人気なところ。




お母さんは、何かあるといつもこの店に
行っている。




うちの学校の制服の生徒が来るようになって、学生には人気の店になっていた。




「ここが、空が言っていたカフェ?
凄い落ち着く〜!」




真奈は満足そうにお昼ごはんを食べていた。
4人でカウンターに座って食べてたら
いつもよりおいしく 感じたんだ。




「空ちゃんのお陰で、お客さん来るようになったよ。ありがとう。もちろん、高君にも。」




美穂さんは嬉しそうに、お皿を拭きながら、優しい笑顔で言った。



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