空〜先生の夢 私の夢〜



「鷹也先生に聞いても、きっと答えてくれないだろうね。ちっぽけだって言ってたけど、結構大きな問題なのかもよ。」




「…彼女と別れたのかな?すごくショックだったのかな?」




「ダメだよ、空。予想しても自分が苦しくなっちゃうだけだよ。現実を見なきゃ。


不安な気持ちを抱えてしまうのは
すごくわかるんだけど、それで
苦しむ空をみたら、あたし悲しいから。」





真奈は真剣に話を聞いてくれた。




「実は…」の後、何を言いたかったんだろう。




寝る前、布団のなかで考えていた。






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