空〜先生の夢 私の夢〜






「だって…お前に言っておくが、俺、高子と付き合ってるんだ。


最後だ。こうして話すのも。…高子を好きなんだ。」





先生は右手の薬指に指輪をはめていた。




「だから…この小物返すよ。」




先生は私があげた小物を投げてきた。


嘘でしょ?先生じゃない。先生…




最悪。




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