空〜先生の夢 私の夢〜

怖がった。たとえ夢だとしても…
怖くてしかたないよ。

だって…夢にまで高子には来てほしくない。



こうゆう時、真奈に来てほしい。
真奈……







お母さんは、水を持ってきてくれた。
全て飲みきってまた寝ることにした。






「どんな夢だったの…?」




心配そうに私の肩に手を置いた。


「言うのも辛くて言えない。」





そう言うので精一杯だった。




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