空〜先生の夢 私の夢〜
「じゃあ、大会頑張ってこいよ!
優勝してメダル持ってきてな。
噛りついてやったから!」
「え…?だって明日も学校で
会えるじゃない?」
私はよく分からなくて立ち止まった。
「だって俺、明日から合宿だからさ。
あさってはテレビ 見なきゃな。」
そっか。忙しいね。
「高も合宿頑張りなよ! あさっての
お昼からの放送だけど…見れるかな?
まっ!頑張ってね!!」
高の家と私の家は ちょうど十字路にでて
反対方向だった。
「じゃあ、また。」
「ほなまたね。」
高は確かに男だけれど、好きとか
そうゆうのじゃなくて「お互い自分のやる事を頑張ってる仲間」だと思う。
高を女としてみてるけれどね。(笑)