空〜先生の夢 私の夢〜
−100メートル走
私は4レーンに立っていた。
歓声でますます緊張していた。
『大丈夫。ここまで来たんだから。』
今までで1番じゃないかな、
あんなに走ることに ワクワクした
気持ちになれたのは。
「いちについて!」
「よーい!」
走りだす。
ただ真っ直ぐみてた ゴールの
白いラインを目指して。
自分の周りは見えなかった。
夢が叶おうとしてた。
「……痛っ…。」
自分に何が起こったの…?