空〜先生の夢 私の夢〜


親の迎えが来るまで一緒にいる事にした。


「俺な、サッカーもっとうまくなって
Jリーグに入るんだ。俺の夢。」

毎日 初めて言うかのように
キラキラしながら言ってたよね。



将来か…私は今陸上の事で一杯で
先の事は余り考えていなかった。



「あたしは、誰かを助けられる 力になれる
人間になりたいな。」



「チーらしいな(チータの略)。」




夢を語ったり 悩み話したり。
そんな仲になってたもんね。



高は彼女は今までに居ないらしく
サッカーで生きてきた男だ。


好きな人居るの?って聞いたら
「 俺はサッカーに恋してんだ!」って
自信満々に言ってたなあー。



懐かしいな。中学校。



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