空〜先生の夢 私の夢〜


俺はここで…きっぱり彼女とは別れよう
って思う。
現実を見なくてはいけない。だけど
俺が好きな女として 好きな気持ちを
正直に受け入れなきゃいけないんだよな。


俺、感じたんだよ。こいつが……
麦藁帽子をかぶった、あのチータが

俺の恋ってやつを教えてくれた。」




いつの間にか、俺と鷹也は二人だけで
船に乗りながら話していた。



「 そう!!その考えこそ聡だから!!
よかった。人変わってしまったのかと
思ったよ。 抱え込むな。まあ、
お前の事だから、俺に気を使ってんだな。

俺にはお前がついてっから。
いつでも携帯に電話しろよ!!!」



何て良い奴なんだ。最高の友達だな。
俺死んでも忘れねえよ。

奥さんも、最高の旦那ゲットしたよな。




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