空〜先生の夢 私の夢〜
「先生よりカッコイイ男になるからね!」
「え〜!!本当に?なれる?」
「空ちゃ〜ん!待って〜!」
「真奈君、気持ち悪いよ〜!!」
「空走んの速いよ!!」
「だって、真奈君が後ろから追い掛けてくるんだもん。」
走り過ぎて、息切れしながら二人でまた歩きだした。
夕方になっていて、二人で川添に座っていた。
「疲れた〜!!!!」
真奈は寝転がったから、私も寝転がった。
「夏…だね。勉強しないとさ。」
真奈が眠そうに言った。
「そうだね。もう受験生だよ?この前が
1年生だったのに。」