【続編】先生、あなたに逢えて幸せでした


『アタックって…。言い方古くない?健太にも選ぶ権力あるでしょ』


「まったくあんたは失礼な子だね!でも健太君彼女いるの?」


なんで母親は聞かれたくない事をズバっと言うのか…

『ん?今は居ないらしいよ』


「え!?居ないの?あんないい男をなんで野放しにするのかしら。勿体ない。」

『いい男って、そんなにカッコイイ?まぁ標準よりは上だと思うけど。』


「あんた、どんな目してるの!街中で健太君と歩いてごらん。女の子は絶対振り向くよ」


『そんなもんかな?ずっと一緒に居るからな…。感覚が麻痺したかな?』


「話し戻って彼女居ないって好きな子は居るのかしら」



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