【続編】先生、あなたに逢えて幸せでした


『さぁ?知らないよ。気になるなら聞いてみたら?』

「…ふ〜ん。なんか健太君の目が由佳の事を優しく見るから由佳の事が好きなのかと思ってさ。」


本当母親は鋭い…。


『付き合ってたのは5年前だよ?それはないでしょ』

私は何とかこの話しを反らす為にはぐらかす。
お母さんに健太からプロポーズされた事はまだいいずらい。


「そうかな?絶対健太君はまだ由佳に気があると思うけど」


『はいはい。もう寝たら?今日は疲れたでしょ?』


「そうね。今日はもう寝るわ。おやすみ」


お母さんがリビングから出て久しぶりにゆっくりソファに座り体を沈めた。



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