【続編】先生、あなたに逢えて幸せでした
『忘れ物ない?簡単には取りに来れないし、送るにも時間かかるし』
私はリビングで愛佳を抱っこしながら両親に言った。
「たぶんないと思うけど。由佳と愛佳だけで大丈夫?やっぱり一緒に来た方がいいんじゃない?」
『心配性だなお母さん達は。ゆっくり自分に合う仕事見つけて働き始めるし、たまにはそっちに遊びに行くから大丈夫。』
両親に笑いながら話しているとチャイムが鳴り、玄関の扉が開いた。
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