【続編】先生、あなたに逢えて幸せでした


『うん。分かってる。ゆっくり探すから。家の事は心配しないで。』


「きちんと戸締まりも忘れずにね!」


『大丈夫だよ。』


「それじゃそろそろ行くぞ。」


「はい。愛佳も元気でね。ママの言う事をきちんと聞くのよ?」


「は〜い。ジィー、バァバばいばい。」


「健太君、由佳と愛佳よろしくお願いします。」


『はい。何があっても必ず守ります。約束通り。お二人共気をつけて。』


「行ってきます」



両親は少し涙目で飛行機に乗り込んで行った。




両親が乗っている飛行機が離陸するのを屋上から見送り私達は家路に着いた。




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