どっちが先生?
カラオケ…
そんなわけない…
男は部屋に入るなり
あたしを後ろから
抱きしめた。
「…やめて」
あたしは呟く。
「お金あげるから」
男はそんなことを言った。
首筋に男の息がかかる。
あたしは動こうとするが
男はものすごい力で
あたしを離そうとしない。
「…いや」
あたしの抵抗も虚しく
男あたしの体を触りだした。
気が付けばイスに
押し倒されていた。
…やばい!
あたしは一瞬の隙に
足で男を蹴った。