恋は戦争
そんなことを考えていたら、何を勘違いしたのか、羽山マサヒロは、顔を真っ赤にして逃げてしまった。


「待って!」

私は、羽山マサヒロのあとをおった。

しかしさすがに、毎年体育の成績が「2」の私には、スポーツ万能で有名な羽山マサヒロに追い付く事ができなかった。


「なにも、逃げることないのに…。」

私は、何だか無性に悲しくなった。
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