ハロー グッバイ ハロー


春木くんはいつもより目を丸くしてあたしを見た。



「なんで知って…」


「明かりもれてちゃ、気づくよ」


「あそ…。そういうお前は、一位じゃねぇかよ」


「あぁ、うん。そうみたい」



あたしの名前を見上げる春木くんを置いて、 あたしは歩き出した。


それに気づき、春木くんが後ろから気だるそうに歩き出す。


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