恋する俺サマ先生
そう思いつつ、私は笑顔を向けた。
「結衣、大丈夫?じゃあ、ないよね…ごめん。私ね、どんなコトがあっても、結衣の見方だから…私で良ければ何でも話聞いてあげるよ??」
その言葉を聞いて思う…。
真琴はなんて友達思いなんだろう?って…
でも、そんなの表の顔にすぎない。
私はもう、誰も信じない……信じなくないから。
「うん…ありがとう。でも、本当に大丈夫だから気にしないで……」
真琴との話を終えるとすぐにチャイムが鳴り、授業が始まった。