恋する俺サマ先生
ビクッ‥としながらも私は、その女子達を見つめ返した。
そして、いつの間にか私の机の周りに三年生達が取り囲んでいて、その中の一人が私に向かって言った。
「今から、話があるから校舎裏に来て」
そう言い放つと、教室を出て行った。
う゛っ…話って、先生のことだよね…。
あんなに沢山の三年生達が私を憎んでるんだ。
もぅ、あと戻りは出来ない…。
少し、深呼吸して意を固めると、私は校舎裏へ向かった。