恋する俺サマ先生
!?っ……
一番会いたくない人にぶつかってしまった。



「あっ、日比野大丈夫か?」



心配そうに顔を覗き込んでくる……

先生の顔が近い。



う゛っ、嫌だ……



すぐにでも私はその場から逃げ出したくなった。



「だ……大丈夫ですから…」



もう、私に関わらないで欲しい。





「そうか?でも、顔色悪いぞ??ちょっとこっち来い」



先生は私の顔を見るなり腕を強引に引っ張った。



「えっ、ちょっと…」




私の気持ちなんかお構いなしにどんどん先を進んでいく。


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