恋する俺サマ先生
先生は少し苛立ったようで顔をしかめていたけど、私の言うことを聞いてくれて、一人で歩き始めてくれた。
ふぅ…良かった。
前までなにされても、大丈夫だったのにあの話してから、なんか調子が狂っちゃう…ー。
ふと、先生のほうを見つめると、さっきから無言で廊下を歩いていた。
たぶん、さっき先生の手を拒んでしまったから、怒っているのだろう。
でも今は仕方ないことだと思う。
あのまま、腕を掴まれてたら、心臓がもたないと思うからー…。