恋する俺サマ先生





桜の花びらはたくさん落ちてきて、どうにか掴もうとするのだけれど、出来なくて…‥





私は花びらに夢中になっていると、近くの川に足を挫いて転んでしまったのだった。







その川で服がビショビショになった私を優しく手を差し伸べてくれた男の人がいて、私に桜の花びらをくれたんだ。






でもあの時、その人にお礼も言わないままで去って行ってしまったんだよね。




ー‥もう、顔すら思い出せない。





あぁ~その人にもう一度会って、きちんとお礼を言いたいなぁ…





まあ、出来ればの話しだけどっ…。









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