恋する俺サマ先生
そして私は教室へ入ると、自分の席へと座り次の授業の用意をした。
まったく、今日は変なコトばかり起きる気がするっ…。
「はぁ…疲れるなぁ…‥」
「ん?日比野、そんなに私の授業が疲れるのかね?そんなこと言ってるから、点数が取れないんだぞ!!罰として、授業終わったらこの資料を理科室に運ぶようにっ!」
「えっ、あ、すみません」
私は樋口先生の声でハッと意識を戻した。
樋口先生は社会科の先生でこの学校では一番に恐い先生らしい。
でもだからって、ちょっと厳しい気がするのだけれどそれって私だけなのかな?