恋する俺サマ先生
キーンコーンカーンコーン…
よし、授業終わったことだし外に行って空気でも吸いに行こうかな?
「おい、こら日比野、どこへ行くんだ!!これ理科室に運びなさいと言ったでしょうが」
そう言いながら紙の束を指をさしていた。
そうだった…
うっかり忘れてたよ…
「あっ、はい…わかりました」
樋口先生は通り間際に
「ったく、どいつもこいつも…」
と言って教室を出ていった。
うわっ、恐い…
樋口先生って本当に恐い先生なんだ。
あっ、いけない!
早くこの資料置きに行かないと、また怒られる。