恋する俺サマ先生
「…今は‥」
今は?
なに、なんか声小さいし…
もう少し近くに寄って聞こう…って
「わぁっ…!?」
バタンっ!
いったぁー…。
私は前につんのめって、転び倒れてしまった。
私はお尻をさすりながらでいると、女子達の冷え冷え光線がつきさった。
うわ、ヤバッ!
先生の顔を伺うとせんな私の様子を見ていきなり、焦りだした。
「日比野…俺ー。じゃなくて僕、日比野さんに渡す物があったんだ。それじゃあみんな、気をつけて帰って下さいね」
そんな光景をポカーンと見つめた。
先生は私に近づいて来て、小声で話し始めた。
「ほら、日比野早く立て。後でちゃんとしてやるから、いくぞ」