恋する俺サマ先生
「なっ…!!」
2回目……。
私は口元を押さえて、後ろに後ずさりをして先生から離れようとした。
ここ、私の家の前なんだけど!!
しかも不意打ちでされた…。
先生はそんな私の反応をみて楽しんでプッと吹き出していた。
「あわてすぎっ」
くくく、とお腹を少し折って楽しそうに笑うその顔をただ見つめるしか、今の私には出来なかった。
「さっき、言ったろ?…手にはしないって」
あっ!!
さっきの言い方、やっぱりそういうことだったんだ。
なんか、引っかかると思ってたのに…2回もキスー‥
「よし、明日も早いしそろそろ帰るか…じゃあな、日比野」